お知らせ

  1. HOME
  2. お知らせ
  3. 雨漏り調査・修理
  4. 敷地ギリギリの罠?大阪の都市部で急増する「軒ゼロ(屋根の出幅なし)」物件の雨漏りリスク

敷地ギリギリの罠?大阪の都市部で急増する「軒ゼロ(屋根の出幅なし)」物件の雨漏りリスク

「築年数が浅いスタイリッシュな箱型アパートなのに、もう窓枠や最上階の天井から雨漏りしてきた」
「デザインが気に入って購入した収益物件だが、雨の日に外壁を見ると滝のように水が流れていて不安になる」

大阪市内のような土地が限られた都市部において、敷地面積をギリギリまで有効活用できる「軒(のき)ゼロ」と呼ばれる物件が急増しています。
軒とは、外壁よりも外側に突き出ている「屋根の先端部分」のことです。
この出っ張りを無くすことで、箱型のモダンでスッキリとした外観になり、狭い土地でも部屋のスペースを広く取れるという大きなメリットがあります。

しかし、不動産と建物のプロフェッショナルから見ると、この「軒ゼロ物件」は、雨水との戦いにおいて非常に過酷なハンデを背負っています。
今回は、都市部のオーナー様を悩ませる「軒ゼロ物件」の構造的な弱点と、致命的な雨漏りを防ぐための鉄則を解説します。

建物を守る「傘」を捨てた構造

昔ながらの日本の家屋には、必ず深い「軒(出っ張り)」がありました。
この軒は、建物にとっての「傘」の役割を果たしています。
傘を差していれば、雨が降っても体(外壁)や顔(窓)はほとんど濡れません。
しかし、軒ゼロ物件は、文字通り「傘を持たずに土砂降りの雨の中に立っている状態」です。

軒がないことで、降ってきた雨水はすべて、遮るものなく外壁や窓ガラスに直接叩きつけられます。
建築業界のデータでも、軒がある物件に比べて、軒ゼロ物件の外壁に当たる雨量は「約3倍〜5倍」に跳ね上がると言われています。
それだけ、外壁のコーキング(継ぎ目)や窓サッシの防水機能に、強烈な負担をかけ続けているのです。

「屋根と壁の接合部」が最大の弱点

軒ゼロ物件において、雨漏りの最大の発生源となるのが「屋根と外壁の接合部」です。

通常の物件であれば、この接合部は軒の下(裏側)に隠れているため、直接雨に打たれることはありません。
しかし軒ゼロ物件の場合、屋根と壁が交わるラインが一番高い位置でむき出しになっています。
ここに大阪特有のゲリラ豪雨や台風の強風が吹き付けると、雨水はわずかな隙間を下から上へと這い上がり、屋根材と外壁材のジョイント部分から建物内部へとあっさり侵入してしまいます。

「築5年しか経っていないのに、最上階の壁紙にシミができた」という軒ゼロ物件のトラブルは、この接合部のシール(防水処理)が雨風の直撃によって早期に破綻してしまうことが原因です。

「とりあえずコーキング」では防ぎきれない

このような軒ゼロ物件からの雨漏りに対し、一般的な業者は「屋根と壁の隙間にコーキング(充填材)を分厚く塗って塞ぎましょう」と提案してきます。

しかし、太陽の熱を最も受け、建物の揺れが一番大きく伝わる「一番高い頂上部分」に塗られたコーキングは、過酷な環境下ですぐに劣化し、ひび割れてしまいます。
また、隙間を完全に塞いでしまうことで、壁の内部の湿気が逃げ場を失い、内部の木材を腐らせるという二次被害を引き起こす危険性もあります。
デザイン優先で作られたデリケートな構造だからこそ、「とりあえず隙間を埋める」という力技の雨漏り修理は通用しないのです。

「どこから水が入り、どこへ抜けるか」を非破壊検査で透視する

軒ゼロ物件の雨漏りを根本から解決するためには、屋根と壁の複雑な接合部の「どのミリ単位の隙間」から水が入り込んでいるのかを正確に見極める必要があります。

錦不動産が大阪全域で提供している「精密雨漏り調査」では、建物を壊すことなく、この難解な水のルートを完全に可視化します。

  • ハイドロパス(微弱電流)調査
    屋根と外壁の接合部や、怪しい窓サッシの周囲に微弱な電気を流します。
    もしその隙間から室内のシミまで水が繋がっていれば、電気が通ることで「ここが雨水の真の入口である」と数値で100%証明できます。
  • 赤外線サーモグラフィ調査
    室内側から天井裏や壁の内部に向けて赤外線カメラを当て、水がどのようなルートで侵入し、断熱材や木材をどこまで濡らしているのか(温度低下の範囲)を画像として正確に把握します。

都市部の物件には「専用の診断」を

土地を有効活用し、美しい外観を誇る軒ゼロ物件は、収益物件として非常に魅力的です。
しかし、その分「雨に弱い」という特性をオーナー様ご自身が理解し、適切なメンテナンスを行うことが不可欠です。

錦不動産では、精密調査によって原因をピンポイントで特定し、建物のデザイン性を損なわず、かつ内部を腐らせない的確な雨漏り修理をご提案します。
オーナー様と直接ご契約いただいた場合は「雨漏り調査費および修繕工事費の10%を還元」する独自のサポートも実施しております。

「軒のないデザインの物件で雨漏りしている」「築浅なのに窓の周りの壁紙が剥がれてきた」とお悩みのオーナー様。
建物の骨組みが濡れて取り返しがつかなくなる前に、まずは大阪の建物のプロフェッショナル、錦不動産へご相談ください。

雨漏り調査に関するページはこちら

前へ

一覧へ戻る

次の記事はありません。

お問い合わせ