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表面のヒビを埋めても無駄?大阪のビル・マンション屋上に潜む「押えコンクリート」の雨漏りと隠れた防水層

「ビル最上階の天井から雨漏りしたので屋上を見たら、コンクリートの床に大きなヒビが入っていた」
「業者にヒビ割れをコーキングで埋めてもらったのに、次の大雨でまた雨漏りしてしまった」

大阪府内で築20年以上のRC造(鉄筋コンクリート造)ビルやマンションを所有されているオーナー様。
物件の屋上が、グレーの防水シートや緑色の塗料ではなく、「マス目状に区切られた硬いコンクリートの床」になっている場合、雨漏り修理には特別な注意が必要です。

この構造は建築用語で「押えコンクリート(またはシンダーコンクリート)」と呼ばれます。
実は、多くのオーナー様や経験の浅い業者が、この屋上の構造に対して「致命的な勘違い」をしたまま間違った工事を行い、雨漏りの再発と無駄な出費を繰り返しています。
今回は、大阪のビル・マンションで多発する「押えコンクリート」の雨漏りのメカニズムと、高額な全面改修を避けるための鉄則を解説します。

見えているコンクリートは「防水」をしていない

最大の勘違いは、「目に見えているコンクリートの床が、雨水を防いでいる」という思い込みです。

実は、このコンクリート自体には防水性がほとんどありません。
本当の防水の役割を果たしているのは、コンクリートの分厚い層の「さらに下」に敷き詰められている「アスファルト防水層」という真っ黒なシートなのです。
では、なぜわざわざ上にコンクリートを流し込んでいるのでしょうか。
それは、紫外線や歩行の摩擦に弱いアスファルト防水層を、直射日光やダメージから守る(押さえつける)ための「ただの保護カバー」に過ぎないからです。

つまり、屋上に降った雨水は、コンクリートの表面を流れるだけでなく、コンクリートの内部にも染み込み、下にある「アスファルト防水層」の上を流れて排水口へと向かっているのです。

「表面のヒビを埋める」という無意味な修理

この構造を理解すると、なぜ「コンクリートのヒビをコーキングで埋めたのに雨漏りが直らないのか」がハッキリとお分かりいただけるはずです。

室内に雨漏りしているということは、一番下にある「真の防波堤(アスファルト防水層)」のどこかが破れているということです。
表面のコンクリートのヒビをいくら綺麗に塞いでも、目地(マス目の隙間)や他のコンクリート部分から染み込んだ雨水が、結局は下にある防水層の破れ目から室内へと流れ込んでしまうため、雨漏りは絶対に止まりません。

業者から提案される「数百万円の全面工事」の地獄

押えコンクリートからの雨漏りに対し、一般的な防水業者は「下の防水層が寿命ですね。コンクリートをすべて重機で壊して撤去し、防水層を新しく作り直しましょう」という大工事を提案してきます。
しかし、これには数百万〜数千万円という莫大な費用と、騒音による入居者クレームが伴います。

それを避けるために「今のコンクリートの上から、新しく防水シートを被せましょう(かぶせ工法)」と提案する業者もいます。しかしこれも危険です。
すでにコンクリート内部にはたっぷりと雨水が染み込んでいるため、上からシートで密閉してしまうと、太陽の熱で内部の水分が蒸発しようとしてシートを風船のように膨らませ、数年で防水層を破壊してしまう(膨れ・破断)という最悪の二次被害を引き起こすからです。

重いコンクリートを透視する「非破壊検査」の威力

「高額な全面撤去」も「危険な上乗せ工事」も避け、最も確実でコストを抑えた雨漏り修理を行うためにはどうすれば良いのか。
それは、分厚いコンクリートを壊すことなく、「一番下にある防水層の、どの部分に穴が空いているのか」をピンポイントで見つけ出すことです。

錦不動産が大阪全域で提供している「精密雨漏り調査」では、科学の目を使ってこの難題をクリアします。

  • ハイドロパス(微弱電流)調査
    屋上の目地やヒビ割れに微弱な電気を流します。
    電気は水を通る性質があるため、分厚いコンクリートの下にある「防水層の破れ目」を通り、室内の雨漏り箇所まで電気が到達します。
    これにより、目視では絶対に不可能な「コンクリートの下のどこが破れているか」を数値で100%特定できます。
  • 赤外線サーモグラフィ調査
    室内側の天井から赤外線カメラを当て、コンクリート内部のどこに雨水が異常に滞留しているかを温度変化として可視化します。

屋上の雨漏りは「原因特定」が最大のコスト削減

原因箇所さえピンポイントで特定できれば、屋上全体のコンクリートを壊す必要はありません。
「原因となっている部分のコンクリートだけを四角く切り取り、下の防水層を直して元に戻す」という部分補修が可能になり、数百万円単位の修繕コストを削減できるケースが多々あります。

錦不動産では、精密調査による原因の完全特定から、無駄を省いた最適な修繕工事までをワンストップでご提供します。
さらに、オーナー様と直接ご契約いただいた場合は「雨漏り調査費および修繕工事費の10%を還元」する独自のサポートも実施しております。

「ビルの屋上から雨漏りしているが、全面改修の見積もりに驚いている」「何度ヒビを直しても雨漏りが止まらない」とお悩みの大阪のオーナー様。
無駄な工事に資金を投じる前に、まずは大阪の不動産・建物のプロフェッショナルである錦不動産へご相談ください。

雨漏り調査に関するページはこちら

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